DDとかNDDとかA-BookとかB-BookとかのFXブローカー選びに関する雑なあれこれ

自身の雑な知識と浅い経験と多大なる偏見と妄想によるFXブローカーに関するあれこれを雑に記す。

・DDとNDD

DD(ディーリングデスク)とはブローカーがマーケットメイカーとして顧客(トレーダー)と直接取引をすることで、ブローカーが提示したレートで売買することになる。

NDD(ノンディーリングデスク)はブローカーがトレーダーとは取引をせずに、LP(リクイディティプロバイダー・流動性提供者)との仲介やECN(エレクトロニックコミュニケーションネットワーク)の提供をするだけらしい。
その場合のレートはLPやECNから提示されたレート(やそれに仲介料を上乗せしたもの)になる。

DDの場合、ブローカーとトレーダーは勝つか負けるかという関係になる。
カジノとその客のように。
つまり利益相反ということ。
ただ例えたカジノと同じように、ブローカーは全ての客に対して全ての勝負で勝つ必要はなく、トータルで勝てばいいはずなので、勝つ顧客もいる、はず。
NDDの場合はトレーダーの注文を仲介するだけなので、その仲介料で利益をあげることになる。

ブローカーとしての収益性はDDの方が圧倒的に高いらしい。
ディーラーやシステムの出来次第ではあるだろうが。

・A-BookとB-Book

ブローカーを分類するために使われる言葉。
なんでAとBなのかは知らないし、意味があるのかもわからない。

B-Bookはマーケットメイカー、A-Bookはそれ以外の仲介業ブローカーを指す、と思う。
あるいはB-Bookは顧客と利益相反の関係のブローカー、A-Bookは顧客と利益相反ではないブローカーを指しているかもしれない。
DDがBでNDDがAみたいな。

・トレーダーは透明性を求めている

らしい。

DDの場合、レートやスプレッドを提供するのも注文を処理するのもブローカーのため、約定拒否であったり約定を滑らせたり、スプレッドの拡大からチャートの操作までやろうと思えばなんでもできる。
あるトレーダーから成行注文を受けた時、ブローカーは「こいつの顔嫌いなんだよなー、成立させる瞬間だけスプレッド10000pipsにしよ」といったこともできてしまう。
やばい。
その点NDDの場合、仲介するだけのブローカーはそういった操作をする手段を持たない、と言い張るだろう。

NDDにこだわるトレーダーが多いのはこういった理由なわけだ。

・DDは呑むかマリーかカバーか

DDの顧客の注文の処理はおそらくこの3つになるのではないだろうか。

呑むとは顧客の注文をブローカー自身で決済すること。
つまり、顧客から買い注文を受けるとブローカーが売りポジションを作って顧客に買いポジションを提供する。
この場合、顧客のポジションが損する=ブローカーのポジションが得するということになり、その逆も成立する。
そこには利益相反が存在することになる。

マリーとは顧客の買い注文と売り注文を相殺すること。
ある顧客の1lotの買い注文を別の顧客の1lotの売り注文とマッチングさせることで取引が成立しましたよ、とすること。
ブローカーはリスクなくスプレッドなどの手数料を利益とすることができる。
実際には都合よく同じタイミングで同じlotの反対注文が入ってくるわけでもないので、一時的に呑んでポジションを溜めた後に平均取得価格などで相殺するのではないか、と勝手に思っているがどうなのだろう。

カバーとは顧客の注文をLPや提携先ブローカーなどに受け流すこと。
リスクを負いたくない、負い切れないポジションを受け流すことで、ブローカーは身に余るリスクを回避できる。
ただ、カバー先もタダではリスクを肩代わりしてくれないだろうから、ブローカーとしてはあまり多様したくない手段ではなかろうか。
あるいはカバー先がギブアップ取引(カバー注文を更に別のLPに付け替えること)を行った場合は更に高額なギブアップ手数料が発生するかもしれない。

ブローカーが取る手順としては、通常時は細かな注文を呑みながら適宜マリーしていく。
ポジションが偏りすぎてマリーできない状況が続き、これ以上は呑めないとなった時にリスクヘッジのためにカバー取引を行う、といった感じだろうか。

DDというととにかくトレーダーに不利というイメージを持つ人が多そうだが、この手順の中にトレーダーが不利になる要素はない、はず。

・NDDはSTP方式

STP(ストレートスループロセッシング)とは顧客からの注文を機械的に処理する方式。
人は介入せず、コンピューターで注文を処理するため、NDDとなる。
この場合ブローカーは、LPが提示したレートに手数料分のスプレッドを上乗せするか、別途手数料を取ることで収益を上げる。

STPで繋ぐ先にはLPやECNがあり、LPであればDMA(ダイレクトマーケットアクセス)と呼ばれる。

・ECNとは電子的に取引するシステム

ECNとは電子取引ネットワーク、あるいはそのシステムのこと。
特定のブローカーやLPと相対取引をするのではなく、そのECNの参加者たちで注文を出し合って取引していくマッチングシステム。
人の手がいらないということで24時間取引が可能で、匿名性も高いとされる。

参加者に提示されるレートはECN内の生のレートとなるため、仲介をするだけのブローカーは別途取引手数料を取ることによって利益を得る。
そのECNの参加者が多ければ多いほどスプレッドは狭くなりやすく、スリッページも発生しにくくなる、はず。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

・MT4の注文方式には3通りある

と、MT4のヘルプには書いてある。
Instant Execution(インスタントエクセキューション・即時執行)とExecution on Request(エクセキューションオンリクエスト・価格提示リクエスト)とExecution by Market(エクセキューションバイマーケット・市場価格)の3つ。

Instant Executionは提示されている価格で注文を出し、ブローカーがその価格での注文を受けるか拒否するかを選択する。
ブローカーが(すでにLPのレートが大きく動いていたりして)不利な注文だと判断した場合にリクオート(再見積もり)される可能性がある。
リクオートの価格がスリッページの許容範囲内なら約定する、範囲外なら不成立になる。
たぶん。
ブローカーは拒否権を持ち、またトレーダーも(若干不利だが)拒否権を持つ。

Execution on Requestはよくわからん。
常時レートを提示しないブローカー用?

Execution by MarketはいわゆるMarket Execution(マーケットエクセキューション)と言われているもので、価格の決定をマーケットに任せる方式。
注文を受け取ったブローカーは現状のベストな価格で約定させる、はず。
いわゆる典型的な成行注文に近い方式、だと思う。
価格を指定しての注文ではないのでブローカーはリクオートをする必要がなく、リクオートによる約定不成立も起こらない。
その代わり注文にスリッページ制限を乗せることができず、相場が大きく動くタイミングなどでは滑り放題。

説明を見る限り、Instant ExecutionはECNに向かず、ブローカーがBid(売値)とAsk(買値)の2つのプライスを提示するTwo-Way Quote(ツーウェイクオート)に向いていそうだ。
逆にExecution by MarketはECN向きか。
むしろ、ECNに対応するために後から追加された注文方式なのでは。
知らんけど。
そのせいか、トレーダーにはInstant ExecutionよりExecution by Marketが好まれるようだ。

ちなみにMT4は相対取引用に設計されているので、指値注文は単なる注文予約でしかなく、指定した価格になった時に上記方式の注文として処理するだけだと思われる。
つまり、Instant Executionの指値注文はスリッページ制御範囲内のスリッページが起きるし約定拒否もされ、Execution by Marketの指値注文は指値注文であっても無限に滑るということだ。
接続先がダブルオークション制のECNならば受注処理してくれることもあるのかもしれないが、それはMT4より先にあるシステムの機能によるものだろう。

・DDやNDDはブローカーの自己申告でしかない

トレーダーがNDDを求めているというのは当然ブローカーもわかっている。
なので、表向きNDDということにしておきながら、実際はDDということもあるかもしれない。
「こいつの免許証の顔笑えるんだよなー、成立させる瞬間だけレート10000pipsずらそ」といったことをされても、「いや、ECNで滑っただけだから」と言われて終わりかもしれない。
やばい。

また、トレーダーの求めるNDDとブローカーの言うNDDは意味が違うかもしれない。
トレーダーはNDDに利益相反がないという意味を込めるかもしれないが、ブローカーの言うNDDはあくまでディーラーが取引に介入していないというだけかもしれない。
では、ディーラーが介入していなくてもシステムが介入していたら?
「こいつは優秀だから注文をそのままLPに通そう」
「こいつはクソザコナメクジだから注文を呑んでしまおう」
ということをこのシステムで振り分けていたら?
トレーダーはDDだと言うかもしれないが、ブローカーはNDDだと言うかもしれない。

・MT4の先にあるもの

MT4は本来、相対取引用に設計されている。
MT4があくまで顧客とブローカーとのパイプ役にしかすぎないとしたら、顧客とLPやECNを直接繋ぐSTPはどうやって実現しているのか。
それはブリッジやハブ、もしくはアグリゲーターと呼ばれるテクノロジーだ。
ブローカーは自前で用意するか、テクノロジープロバイダーの提供するものを利用していると思われる。
これらは数々のLPの提示するレートを集約(アグリゲーション)し、ブローカーの顧客の注文に最適なマッチングを行う。
MT4からの注文をLPに繋ぎ、橋渡しをする、ということでハブやブリッジと名がついたのだろう。

このテクノロジーは非常に優秀で、様々な設定を口座単位で行うことが可能らしい。
例えば、繋ぐLPを限定したり、スリッページを調整したり、A-BookとB-Bookを切り替えたり、「こいつはクソザコナメクジだから注文を呑んでしまおう」とか、「こいつの免許証の顔笑えるんだよなー、成立させる瞬間だけレート10000pipsずらそ」といったこともできるかもしれない。
そう、DDブローカーのディーラーが行うようなことができるのだ。
なるほど、これならディーラーなどいらない。

時代はIT。
DDなんぞ時代遅れ、時代はNDDというわけだ。

・LPやECNが中立とは限らない

ブローカーが真に取引に介入していないNDDだとしよう。
では、LPがブローカーと利害の一致する関係だったら?
例えるなら、パチンコ屋と景品交換所のような。
表向きは第三者ということになっているが、裏ではもちろんずぶずぶの関係だろう。
ブローカーが「うちはNDDです! STPでLPに注文をストレートでスルーしてます! 利益相反はありません!」と言っても、LPがブローカーの関連組織一つだけだったなら、顧客にすればブローカーと取引しているのと何ら変わりない。

ECNでも同じ。
ブローカーが用意したECNで、ブローカーが自由にカスタムでき、そのECNに参加しているのがそのブローカーの顧客とそのブローカーの関連組織だけなら、トレーダーの望む環境とは違うだろう。
そもそも、ECNという言葉自体とても曖昧なものになっている気がする。
トレーダーが使用する場合も、ブローカーが使用する場合も。
そのせいか、”True ECN”(真のECN)なる単語まで作られている。
それが何を意味するのかはわからないが(曖昧)

・ティア1LPは0.01lotの取引などしない

ブローカーが公開している情報の中に、契約しているLPがあったりする。
超大手銀行などのLPと契約してることをアピールするためだったりするが、マーケットメイカーの頂点に君臨するティア1クラスのLPは0.01lotでの取引など受け付けてくれない、らしい。
1000ドルの両替なんぞ地元の銀行でやってもらえ、という感じだろうか。
おそらく、LPにとってもブローカーにとってもコストと利益が見合わないからだろう。
100lotの取引1回と0.01lotの取引10000回ではどう考えても後者の方がめんどくさい。

また、テクノロジープロバイダーの提供するECNの大半は、0.1lotからの受け入れらしい。
しかし、ECN接続を謳うブローカーでも0.1lot未満の注文を受け付けているところがほとんどだ。

では、極小lotの注文はどうやって処理されているのか。
どうやら集約されてからLPやECNに流されるらしい。
これはブローカーが行う場合もあれば、アグリゲーターとも呼ばれるブリッジが行うのかもしれない。

しかしそうなると、もはやSTPであってもLPと直接取引しているという感じではなさそうであるが果たして。

・Last lookはLPの最後の砦

LP(ティア1バンクのみ?)にはブローカーやECNからLast look(ラストルック)という権利を与えられていることがある。
このLast lookとは、注文を受けたLPが瞬間的(数ミリ秒とも数百ミリ秒とも言われる)に保留し、市場の値動きを確認してから約定させるか否かを決定できる権利だ。

マーケットメイカーとして活動しているDDブローカーとLP間であればトレーダーには直接関係はないが、DMAであったりECNもとなると直接アクセスしている(とされる)トレーダーにも関わる仕組みとなる。
注文に対してLast lookを行使されれば当然約定までの時間は長くなる。
すでに決定されたレートで注文がマッチングされているのでそれ自体は問題ではなく、問題なのはその後約定拒否をされた場合だ。
おそらくではあるが、再度注文をマッチングさせていくことになるのではないか。
Last lookを行使された分だけ時間が経過しており、レートも動いてる。
つまりスリッページの原因になるということだ。
もしも2回目のマッチング、3回目のマッチングとLast lookによる約定拒否が続いていけば、それだけ約定までの時間も増え、スリッページも大きなものになる可能性が出てきてしまう。
これはトレーダーにとって無視できない問題だ。

Last lookはまだオンライン取引のインフラが未熟であった時代にLPを不利から守るために作られたらしい。
最近ではHFT(ハイフリークエンシートレーディング・高頻度取引)への対策として考えられているようで、LPとしてはぜひとも欲しい権利ではあるのだろう。
しかしながらこれは、トレーダーにとっては不利を強いられる仕組みだ。
後出しじゃんけんをされているようなものである。
そのため、むやみやたらに権利を行使することは問題視されており、過去にはこの権利を自社の利益のためにむやみやたらに行使したLPが規制当局に怒られて罰金を支払う事態になったこともある。

そんなこともあり、現在ではLast lookをなくそうという意見が機関投資家などから出ているようだ。
そうした動きを受けてブローカーやECNもNo last lookを謳う所が出始めている。
ただ、それがトレーダーにとって全面的に有利になるかといえばそうでもないらしい。
Last lookを認められない場合、負けられないLPはシビアなレートを出さないようになり、結果的にトレーダーに提供されるレートはスプレッドが広くなる。
また、そもそもNo last lookの環境にはリクイディティの提供を避けるようになるのかもしれない。
その状況はブローカーやECNも困るところなので、Last lookを廃止するのではなくLast lookを極力行使しないLPを優遇するといった対応をしているという話もあるが、実際のところはどうなのだろうか。

・ブローカーが行える悪さ

多くのトレーダーはブローカーの悪さに怯えながらトレードしていると思うが、実際ブローカーが行える悪さにはどんなものがあるのか。

一番身近かつ効果的にダメージを与えてくるのは価格操作だろう。
エントリー時のマイナススリッページからSL狩りまで可能性は無限大。
他のブローカーにはない極端なチャートのヒゲはこれが行われた可能性がある。
直接価格を動かすこともあれば、スプレッド拡大という形で行うこともあるだろう。
TPやSLといった指値や逆指値はMT4を落としてもしっかり動作する。
ということは、処理はされずとも注文はブローカーに届いているということ。
つまりTPもSLもブローカーには丸見えというわけだ。
もしかしたらブリッジにも見えているかもしれない。
ともすれば、SL狩りポイントを見破ることなど造作もないことだろう。
ただ、悪さをしているわけではなく、単純に契約LPが弱いだけのザコブローカーの可能性もある。

次にスリッページ操作。
注文を意図的にマイナス方向に滑らせ、プラススリッページは呑んでしまう。
地味ではあるが塵も積もればということで、最終的には肥大化するかもしれない。
低スプレッドを謳っているブローカーでも、この操作によって平均的なブローカー以下になっている可能性も。
ただ、悪さをしているわけではなく、単純に契約LPが弱いだけのザコブローカーの可能性もある。
また、MT4が注文を出してから注文が向こうに到達するまでのタイムラグが大きいせいで滑っている可能性もある。
あるいはブローカーよりも先でLast lookを悪用されているなんてこともあるかもしれない。
しかし、悪用しているLPがブローカーと無関係とは限らないかもしれないが。

更には、ブローカーが危険を察知した時、サーバーのコンセントを引っこ抜いて取引を強制停止させてしまう、こともあるかもしれない。
それをされてしまうと、もう何もできない。
ブローカーの都合のいいタイミングでの復旧を待つだけだ。
ただ、悪さをしているわけではなく、単純に使用サーバーが弱いだけのザコブローカーの可能性もある。

ブローカーは時にこれらの悪さを露骨に行ってきている、様に見える。
チャートに張り付いていたりしっかり取引履歴を確認していれば怪しい動きを察知できるが、EA任せにしていると見逃すことになる。
怪しい動きを察知して証拠と共にブローカーに文句を言えば、修正返金という対応をしてくれるかもしれない(もちろん意図的に行ったとは認めず、事故だと主張するだろう)
が、文句を言わなかった人の分はそのまま懐に入れる、と。
顧客に気づかれずに利益を得られるうえ、文句を言った人にはあわよくば「言えば修正してくれるいいブローカーだ!」という印象を与えられるかもしれない。
自作自演。

究極奥儀はもちろん出金拒否。
これはDDだろうがNDDだろうが発動可能だ。
リスクを負って利益を稼いだのに、出金という最後の段階でそれをすべてなかったことにしてくる、まさに究極の最終奥儀だ。

出金を拒否する理由はいくつかある。
規約違反の取引をしたとする場合が多いだろうか。
ブローカーは規約で違反事項を設定している、と思う。
例えば、アービトラージ(裁定取引)は明確に禁止しているブローカーが多いようだ。
ブローカーによっては両建ても禁止されている。
同一口座内、他口座間、他ブローカー口座間と、条件は様々なよう。
他ブローカー口座間のアービトラージや両建てをどうやって見抜くのかという疑問もあるが、ホワイトラベルとその提供先であったり、あるいは同じブリッジを使用しているとバレるのかもしれない。
HFTといったサーバーに負荷をかけるような手法を禁止しているところもある。
HFTはOKとしていても、サーバーに負荷をかける行為を禁止していていることもあるかもしれない。
他にはAIによる取引を禁止しているところも。
人間やEAを凌駕した処理力でHFTが行われることを恐れているのかもしれない。

具体的に禁止が明記されているなら隙を見せないよう気をつければいいのだが、問題は『ブローカーの裁量で不正取引と判断した場合』という類の規約。
正直、これに完全に対処することは難しいだろうし、漠然としているため、悪用にも適している一文となっている。
出金拒否の理由をこの一文で片づけられてしまうと、もはや反論のしようもない。
ただ、ブローカーが悪さをしているわけではなく、出金拒否をされたトレーダーが単純に頭が弱いだけのザコトレーダーの可能性もある。

出金拒否をされたという事例は探せばいくつも出てくるだろうが、知らず知らずのうちに明記されている違反事項に引っ掛かっていたというものもある気がする。
この場合、ブローカーは正当な権利を行使しているにすぎない。
特に他人のウマい話に言われるまま乗っかった人なんかにはありそうだ。
規約も読まずに言われるまま口座を開き、提供された手法も理解しないままトレードをしているような。
情弱オブ頭弱(辛辣)

そうでなくても、意外と規約を読まずにトレードしている人は多そうだ。
ブローカーに付け入る隙を与えないに越したことはない。
使用しているブローカーの規約くらいは確認するべきだろう。

もっとも、ブローカーが悪さをせずとも勝手に資金を溶かしていくトレーダーがほとんどなのだろうが。

・ブローカーに嫌われる行為

ブローカーは取引先であり、パートナーである。
嫌われるより良好な関係を築いた方がいいに決まっている。
ではブローカーに嫌われる、嫌がられる行為とは何か。

まず規約で禁止されるような行為は当然嫌がられるだろう。
アービトラージなどの禁止された手法のトレードや、サーバーに負荷をかけるような行為だ。
高速スキャルピングやそれを上回るHFTは嫌がられるだろう。
どこから嫌がられるのか、それが1秒以内なのか1分以内なのか、あるいは1pips以下といった単位なのか、といったことはわからないが。
これらはNDDブローカーであればブローカーが直接損をするわけではないから問題ないとの考えもあるが、注文を受け付ける側のLPやECNから嫌われる可能性がある。
ブローカーとしてはLPやECNから締め出されては商売にならないので、たとえ直接自身に損がなくてもそれらの取引に対していい顔はしないだろう。
他には指値を高速で移動させるようなものもサーバーへの負担が大きく、嫌われる原因になるかもしれない。
むしろ約定させずに指値を出し入れする行為の方がブローカーに何の得もない分、嫌われるだろう。

次に、証拠金維持率が常に強制ロスカットギリギリを推移するようなハイレバレッジ運用。
100倍を超えるようなレバレッジはブローカーがリスクを負うことで成り立っている。
ハイレバレッジ状態が続くということはつまり、ブローカーが常にリスクを背負っている状態ということだ。
ブローカーはその状態で取引を続けるトレーダーを良客とは思わないかもしれない。

追証をせずに証拠金のマイナスをリセットするシステム、いわゆるゼロカットシステムを悪用するトレードも嫌われるだろう。
指標発表時や週明けなどの大きく動くタイミングにハイレバレッジでポジションを取り、勝てば爆益、負けてもゼロカットでリスクを限定して怖くない、というような手法だ。
ゼロカットは基本的に帳消しにした分をブローカーが負担することになる。
もともとこういった悪用はゼロカットの対象外になるだろうが、ユーザーフレンドリーなシステムを逆手にとって悪用すれば、ブローカーもフレンドリーではいられないだろう。

取引以外の所では、取引をあまりせずに細かく入出金ばかり繰り返す行為もブローカーに嫌われるかもしれない。
ブローカーは手数料を負担してくれていることが多いからだ。
もっとも、もう使うつもりがなくて全額出金する分には問題ないだろうが。

ブローカーへの嫌がらせはブローカーからの嫌がらせに繋がるかもしれない。
トレードに集中したいなら無用な軋轢は遠慮したいところ。

・理想は”○○○○○○DD”か

悪さをしないDD>悪さをしないNDD>悪さをするDDorNDD

悪さをするんだったらDDもNDDも一緒。
悪さができないことを顧客に証明することなどできない。
万が一取引に悪さができなかったとしても究極奥儀、出金拒否はどこでも発動可能。
NDDで市場からお金を稼いでもらい、最終的には出金拒否で自身の利益とする収益スタイルのブローカーもいるかもしれない。

ECNを初めとするNDDはトレーダーに透明性をアピールするための手段でしかない。
取引環境として優秀かはまた別の話だし、むしろ釣り針ですらあるかもしれない。

スリッページ制御ができるかわりにブローカーに都合が悪いと約定拒否されるInstant Executionを採用するDDか、約定力が高い代わりにどこまで滑っても文句の言えないExecution by Marketを採用するNDDか、という2択。

退場するザコトレーダーの方が多いという統計を前提にするなら、ブローカーが利益を上げやすいのは顧客が勝手にお金を落としていってくれるDDであり、トレードしてもらうことで手数料を得るNDDは顧客が退場していってしまうという事実とは相性が悪い。
だからこそNDDブローカーは顧客が勝てるよう最大限努力するのだろうが、その程度で救われるならザコトレーダーも苦労はしない。
クソポジはどこまでいってもクソポジだ。
単純に収益性という観点から見れば、悪さをする動機が生まれそうなのはDDよりNDDという気もする。

損をするのは誰か?ということを考えた場合、自分か他人かブローカーかLPかということになる。
まずブローカーが負ける場合、それはつまりブローカーが潰れるということを意味する。
自分が勝って潰すなら短期的には構わないかもしれないが、いい環境を提供してくれるブローカーなら、できれば長生きしてほしい。
また、”悪さをするブローカー”の場合はあの手この手を使って回避してくる。
次にLPが負けるようなことがあった場合、ブローカーやECNへの提示条件が悪くなり、最終的に自分の取引環境が悪くなることが想像できる。
これもよろしくない。
となると自分か他人かになるわけだが、自分が負けるわけにはいかないので他人に負けてもらうことになる。
究極は”自分以外のトレーダーが負けている悪さをしないDDブローカー”だろうか。
これなら自分の利益+ブローカーの確保したい営利<他人の損失である限り、(ブローカーがよほど強欲でない限り)ブローカーと間接的なwin-winの関係を続けられる。
そんなブローカーが存在するのかはわからないが。
アフィで稼ぐ以外にも、無知なザコトレーダーを自分の使用するDDブローカーに呼び込む利点がここにあるのかもしれない。

最後にもう一度。
これは自身の雑な知識と浅い経験と多大なる偏見と妄想によるFXブローカーに関するあれこれを雑に記しるしたものである。
この内容をどう受け取るかはあなた次第だし、リロードした次の瞬間には書いてあることが変わっているかもしれない。

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